近年、未来を予知する人物として注目を集めた漫画家・たつき諒さん。
特に彼女の著書「私が見た未来」は、予言漫画として話題になり、多くの人々の興味を引きました。しかし最近では、「たつき諒の予言は外れるのでは?」と疑う声も増えてきています。
その背景には、彼女自身の発言とは異なる情報が拡散されていた“なりすまし事件”の存在が関係しているとも言われています。
今回は、たつき諒さんの予言がなぜ「外れた」と言われるようになったのか、そしてなりすまし事件がどのように影響を与えたのかを詳しく掘り下げていきます。
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たつき諒とは?
引用:「本当の大災難は2025年7月にやってくる」東日本大震災の予言が的中…漫画家・たつき諒が語った“予知夢の意味” | 文春オンライン
名前:竜樹 諒(たつき りょう)
生年月日:1954年12月2日※69歳(2024年11月現在)
職業:漫画家
たつき諒さんは1990年代に活動していた漫画家で、引退後に発表した『私が見た未来』が再注目されました。
この漫画には、阪神淡路大震災や東日本大震災を予知するような内容が描かれていたため、「本当に未来が見えているのでは?」と話題になりました。
特に「2025年7月に大災害が起きる」という予言は、今も多くの人々の間で注目されています。
予言が外れると言われる理由
引用:楽天ブックス: 私が見た未来 完全版 – たつき諒 – 9784864108515 : 本
- 私が見た未来 出版日:1999年
- 東日本大震災 :2011年3月
しかし一方で、彼女の予言に懐疑的な意見も増えてきました。
その理由のひとつが、予言内容が時折あいまいであり解釈次第でどうにでも取れる点にあるとう。
また、彼女が過去に発表した内容と、ネット上で広がっている「たつき諒」に関する情報とが一致しないケースもあり、「本当に本人が言ったことなのか?」と疑問視する声も多くなってきました。
なりすまし事件とは?
引用:[写真](3ページ目)『私が見た未来』作者が明かした、東日本大震災を“予知”するまで「轟音とともに津波が迫り、逃げ惑う人々の中で…」 | 文春オンライン
特に問題となったのが、「たつき諒」を名乗る偽アカウントや人物が、本人になりすましてSNS上で発言を行ったり、インタビューを受けたりしていた事件です。
本人が公に復帰した際、「私に成りすましていた人がいた」という旨を明かしており、彼女自身が出していない情報が広まっていたことを認めています。
このなりすましによる誤情報が、たつき諒さんの予言の信憑性を損ない「外れるのでは?」という疑念を強めた大きな原因と考えられています。
本人の立場と現在
たつき諒さんは「私はあくまで見た夢を記録しただけであり、未来を断言しているわけではない」と一貫して説明しています。
つまり、確実な未来予知ではなく、「予知夢」という不確定な現象の記録だったのです。
この点を踏まえると、たつき諒さんの予言が「外れた」「当たった」と単純に評価すること自体が、そもそも彼女の意図からはズレているのかもしれません。
まとめ
たつき諒さんの予言が外れると感じる理由には、情報の曖昧さだけでなく、なりすまし事件による誤解の広がりも大きく影響していました。
2025年7月が近づいてきています。
今後もたつき諒さんの名前が話題に上がることはあるでしょうが、私たちが情報を受け取るときは、「本人の発言かどうか」を見極める姿勢がますます重要になってきそうです。
また、たつき諒さんの描いた「未来」は、あくまでひとつの参考として冷静に受け止めることが大切だといえるでしょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。


